イオンは25日、食材になじみやすく、従来の半分の量でいため物が作れる食用油「トップバリュ キャノーラ油ハーフ」を発売した。食料品の値上げが相次ぎ、負担が増え続ける消費者の財布に気を配った。
添加物の乳化剤を工夫し、食材の表面になじみやすくした一方、油が食材の中に浸透しにくくした。フライパンに油が残りやすくなり、通常の半分の量で済むようにした。油分の少ないヘルシーな料理に仕上がり、油はねも抑えられるという。
600グラム入りで税込み429円。全国の「イオン」など約2400店舗で販売する。
従来のキャノーラ油は1000グラム入り257円だった。しかし、原料価格の高騰で値上げが避けられなくなり、7月からプライベートブランドでの扱いを休止していた。100グラム当たりでみると、新商品は大幅値上げになるが、油の使用量が半分で済めば、購入回数を減らすことにつながる。
イオントップバリュの和田浩二取締役は、「原料の菜種が見通しが立たないほど高騰し、価格がまったく維持できなかった。新商品は市販の油の2本分でお買い得価格にはなっていると思う」と話した。
からの記事と詳細 ( 半分の量でいため物、イオンが「キャノーラ油ハーフ」発売…食用油の値上げ対策にも効果的 - 読売新聞オンライン )
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