第1回大会はプロアマ混合チームで優勝、真砂がMVPなど“2冠”
台湾で開催された「第4回 WBSC U-23ワールドカップ」で「侍ジャパン」U-23代表は3大会ぶりの優勝を飾った。前回頂点をつかんだ2016年はプロ18人、アマ6人の混合チームで出場。真砂勇介外野手(ソフトバンク)がMVPに輝いた。あれから6年、ここでは第1回大会優勝メンバーの現在地を見ていく。(所属は当時)
投手は11人。現オリックスの田嶋大樹(JR東日本)、現中日の勝野昌慶(現三菱重工名古屋)は後にプロに進むことになるが、当時NPB球団に所属していたのは7人だった。安樂智大(楽天)は今季52試合に登板して13ホールド。2年連続で50試合以上登板を果たした。本田圭佑(西武)は45試合で20ホールド、塹江敦哉(広島)は26試合で6ホールドといずれも救援で奮闘している。一方で青山大紀(オリックス)、笠原大芽(ソフトバンク)、岸本淳希(中日)、歳内宏明(阪神)がすでにプロの世界を去った。
捕手では柿沼友哉(ロッテ)は今季34試合の出場。高卒新人の松川虎生の台頭などもあり、出場機会を増やせなかった。下妻貴寛(楽天)は昨季限りで現役を引退し、今季はファームのブルペン捕手を務めた。
内野手は6人中5人がプロメンバーだった。最多盗塁のタイトルを獲得した植田海(阪神)は57試合に出場。俊足を武器に、2018年には自己最多の19盗塁をマークした。廣岡大志(ヤクルト)は2021年3月に巨人にトレード移籍。分厚い選手層に阻まれ、28試合出場にとどまった。三好匠(楽天)は2019年途中に広島に移籍し、今季は10試合出場に終わった。山下幸輝(DeNA)は今季限りで戦力外となり、すでに現役引退を表明している。
外野4選手では、MVPとベストナイン外野部門の“2冠”の真砂が今オフ戦力外通告を受けた。同じくベストナインの武田健吾(オリックス)は2019年途中に中日にトレード移籍し、昨季限りで戦力外に。今季は三菱重工Eastでプレーした。乙坂智(DeNA)も昨季限りで戦力外となり、メキシカンリーグに活躍の場を移した。山崎晃大朗(ヤクルト)は3年連続100試合以上となる118試合に出場。広い守備範囲と好打でリーグ2連覇の力となった。
(Full-Count編集部)
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