11月19日は、男性の健康について考える国際男性デー。朝日新聞社ではこの日、男性がはつらつと元気に年を重ねるためのプログラムを用意した「健康フェスタ2023」を開催。このイベントに協賛するMS&ADインシュアランスグループは「補償前後のソリューション」をコンセプトに、男性にもうれしい様々なヘルスケアサービスを提供しています。そこで三井住友海上が取り扱う「HELPO(ヘルポ)」と、三井住友海上あいおい生命が提供する「MSAケア」という二つのサービスについて、それぞれの担当者に話を伺いました。
24時間365日、医療相談でき、オンライン診療も可能なヘルスケアアプリ「HELPO」
MS&ADインシュアランスグループでは今年の4月から、事故や病気になった際の補償だけではなく、その前後を支援するソリューションに力をいれています。その一貫として、ヘルスケアにおいても健康維持や病気予防、早期発見を目指し、病気になった後も重症化や再発予防、体調管理を支援する様々なサービスを展開しています。
まずは三井住友海上が取り扱うヘルスケアアプリ「HELPO」について、三井住友海上火災保険株式会社ビジネスデザイン部アライアンス第一チームシニアマネージャーの竹尾賢二さんに伺いました。
「HELPOはヘルスケアテクノロジーズが開発・提供しているサービスで、日頃から健康維持をサポートし、いざという時にはオンライン診療も受けられるヘルスケアアプリです。機能の大きな特徴として、24時間365日医療スタッフにチャットで相談ができる健康医療相談チャットと、必要に応じてアプリから提携医療機関の予約・受診ができるオンライン診療があります。この二つを両方できるのがHELPOの特徴となります」(竹尾さん)
健康医療相談後に、必要な一般用医薬品や日用品があれば専用ECサイトで購入することも可能です。また、オンライン診療の予約から実際の診療、決済などができるほか、自宅の近くや自分の症状にあった病院を検索することもできます。さらにアプリのトップ画面に歩数計がついており、日々の健康管理に役立てられます。
「今はシニア世代も何かと多忙です。少々、体調が気になってもすぐに病院に通えるとは限りません。そこで何か体調に異変があった時、いつでもチャットで専門家に相談できることは大きな安心感につながるのではないでしょうか。また、花粉症や慢性疾患などは、オンライン診療で済むケースもあるため、忙しくて受診を先延ばしにしてしまいがちな方々にも使いやすい設計となっています」(竹尾さん)
事前に相談したうえでオンライン診療を受けるか、病院を受診するかを決められるので、高齢化によって逼迫(ひっぱく)気味な病院や医療者の負担を減らすことにもつながります。
「HELPOを当社自体が社員の福利厚生として導入したところ、とても好評だったんです。そこで私どものお客様にもぜひ使っていただきたいと、代理店による提供を始めたのです。とくにHELPOの導入をおすすめしたいのが、中小企業の皆さんです。人材不足の今、優秀な社員を雇用するには健康経営や福利厚生の充実が不可欠です。HELPOを導入すれば、中小企業がコストをかけずに従業員の健康増進を支援することができます」(竹尾さん)
三井住友海上ではHELPOを普及させることで中小企業の従業員の健康を守るだけではなく、自治体や大企業にも活用を広げ、社会全体の健康意識を高めていきたいと考えています。
「これまで病気やけが、日々のちょっとした不調について、いつでも医療スタッフに相談できる環境はありませんでした。HELPOが普及すれば、それが当たり前になります。これからの時代、年を重ねてもいつまでも健康で、社会で活躍し続けることが求められます。このサービスを広げることで健康な方が増え、社会全体の健康意識が高まる。それによって自分らしい人生をエンジョイできる方が増えることを期待しています」(竹尾さん)
※サービス提供元※
ヘルスケアテクノロジーズ株式会社(https://healthcare-tech.co.jp/)
保険会社が社会の健康を支援しているという世界観を広げていきたい
疾病予防や早期発見から重症化・再発予防までトータルでサポートする「MSAケア」
続いて三井住友海上あいおい生命が提供している「MSAケア」について、同社デジタルイノベーション部次長の久保田大さん、同部ヘルスケア推進グループ課長代理 の小林宏輝さんに聞きました。
「MSAケアは病気の予防・早期発見から健康に関する相談、重症化・再発予防など、お客様の健康をトータルでサポートするヘルスケアサービスです。サービスを利用するための『MSAケアWebサービス』の会員登録はWEBから誰でもでき、無料サービスはどなたでも利用できます。そのうえで当社のお客様あるいは代理店からの紹介がある方は、有料サービスを優待価格で利用できます」(小林さん)
MSAケアには充実した疾病予防、早期発見につながるサービスが20種類以上用意されています。例えばスマホ等のカメラを健康診断書にかざすだけで健康年齢®をチェックできるもの。自宅でかんたんに血液や尿を採取して疾病リスクをチェックできるサービス。腕にセンサーを装着してアプリと連動させるだけで自動的に血糖値の変動を測定し、生活習慣の改善をサポートしてくれるものなどです。(※健康年齢は、株式会社JMDCの登録商標です。)
「欧米では予防への意識がとても高く、特に国民皆保険制度のない米国は医療費が高いこともあり、皆さん病気にならないよう徹底して予防に努めています。いっぽう日本は公的医療保険制度が整備されており、病院へのアクセスがいいこともあり、それ以外のヘルスケアサービスへの関心が希薄な傾向があります。しかし今は家で簡単に病気の予防や早期発見につなげられる良質なサービスがあります。これらを紹介することで、日本人の予防意識の向上に貢献できればと考えています」(久保田さん)
重症化・再発予防のためのサービスも、高血圧症や糖尿病、脂質異常症の治療中の方のための生活習慣の改善を促すプログラム、がん罹患(りかん)者向けの情報提供など充実しています。がんに関しては一般の方の関心が高く、多様なニーズがあるため、今後もお客様の声を聞きながらサービスを拡充していく予定だと言います。
「うれしかったのが『MSAケアの検査でがんのリスクが高かったため、病院で精密検査をしたら早期のがんが見つかった』と、感謝の言葉をいただいたこと。『介護すこやかデスク』という相談サービスは、介護が初めてでも介護認定の申請方法や施設の選び方など様々な相談にのってもらえると好評です。今後はMSAケアとしてスマートウォッチなどのデータと健診結果データなどを連携させ、よりきめ細かな健康情報やアドバイスができる仕組みづくりも検討しています。日本の社会課題である医療費削減という視点でも、病気の早期発見サービスが日常的に利用されることが望ましいですよね。その啓発も私どもの社会的責任だと考えています。そのような取り組みが日本人の健康寿命の延伸、社会全体のウェルビーイング(心身と社会的な健康)の向上につながればうれしい限りです」(久保田さん)
「保険会社の大事な役割が、病気やけがをされた時に給付金をお支払いすることであることは今後も変わりません。ただこれからはMSAケアを通じて、保険会社が健康を支援しているという世界観を広げていきたいと考えています。保険会社とつながることで健康リテラシーが身につき、健康を維持できる。病気を早期発見でき、治療後の再発予防もできる。そんなお客様の健康をトータルでサポートできる、頼れる存在を目指しています」(小林さん)
このように今、保険会社は単に保険金・給付金を支払うだけで良しとせず、その前後からお客様に寄り添い、健康を守るための支援をしています。私たちも何歳になってもアクティブな人生を過ごすために、保険会社が提供するサービスやソリューションを賢く活用してみてはいかがでしょうか。
(提供:MS&ADインシュアランスグループ、企画制作:朝日新聞社メディア事業本部)
からの記事と詳細 ( 何歳になってもアクティブな人生を過ごすために、活用したい保険 ... - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/Pfpos9j
No comments:
Post a Comment