［東京 １３日 ロイター］ - フジ・メディア・ホールディングス(4676.T)が大幅続伸している。一時９％超高となり、年初来高値を更新した。英投資ファンドのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドが、フジＨＤ株を共同保有者と合わせて５．０４％保有していることが明らかになり、経営改善期待から買われている。ＴＢＳホールディングス(9401.T)、日本テレビホールディングス(9404.T)、テレビ朝日ホールディングス(9409.T)、テレビ東京ホールディングス(9413.T)などの同業他社にも買いが波及し、株価は６─７％高となっている。
東証プライム市場に上場するテレビ局大手５社は全て株価純資産倍率（ＰＢＲ）１倍割れとなっており、株主還元策が課題となっている。市場では「ネット動画の台頭でテレビ業界は低迷しており、普通の投資家なら避けたい銘柄。今後行うとされている株主提案に期待が高まっている」との声があった。
同ファンドはフジＨＤ株の大量保有の目的を重要提案行為等を行うためなどとしている。財務的健全性や市場での地位が株価に反映されていないとし、「全ての株主のために株式地位を高めるための方法を話し合うことを目的とし、発行会社の経営陣に対して対話を要求する場合がある」とも説明している。
私たちの行動規範：トムソン・ロイター「信頼の原則」
からの記事と詳細 ( ホットストック：テレビ局株が軒並み大幅高、株主提案の連想買いで - ロイター (Reuters Japan) )
https://ift.tt/JYRqPNt
No comments:
Post a Comment